初対面、名刺を差し出す瞬間が勝負です。
「ど泥……ぬ?……マコ……さん???」
とまどいの表情を浮かべる人、大声で笑い出す人、名前には一切触れない人、反応は様々でした。
泥ぬマコを名乗って早8年。これまでの経験から、珍妙な名前でよかったこと/困ったことをご紹介します。
いいこと1:覚えてもらいやすい
一番のメリットは記憶の片隅にひっかけてもらえること。
「泥……ナントカさん」「泥ぬま?」「沼なんとか……」
などなど、泥が付く人いたよね?ライターとか編集とか言ってたよね?と、忘れたころにふと思い出してもらえる、これがとっても重要です。フルネーム正確に覚えてもらう必要はありません。
ポイント:顔は覚えられずとも、名前を覚えてもらえる
いいこと2:ネタになる
初対面にこの名前を見ると、一発ギャグのように笑いが取れる場合があります。名前について「なんでこの名前に?」「珍しいですね」「本名ですか?」などなど質問され、自然と会話が生まれるのです。
緊張しがちな筆者は、この流れに何度も助けられました。場の空気をなごませ、取材などがスムーズにスタートできます。
ポイント:話のきっかけが自然と生まれる
いいこと3:相手の今の気持ちがわかりやすくなる
先に挙げた点と似ていますが、初対面で名刺を渡した時の反応は、相手が今どんな心境にあるのか?を探るバロメーターになります。
企業の社員さんインタビューなどでは、取材される方は緊張されています。そんな時にはただ名刺交換して終わり、なんてこともしばしばです。相手の名刺にツッコミをいれている場合じゃないんですね。
逆に話慣れている人は、名前についてガンガン質問が飛んできます。
相手がどんな感じで話をする人なのか、どんな気持ちか、どんなテンションかが垣間見えるため、インタビューの構成を組み立てるヒントになるんです。
……とはいえ、そんな組み立てるほどスムーズにインタビューできないんですけどね。
ポイント:相手のテンションを把握して、次につなげられる
困ったこと1:名前を言うのが恥ずかしい
特に電話。受話器越しに名乗ると、ただでさえ通りづらい筆者の低音ボイス+ありえない名前のダブルパンチで何度も聞き返される地獄が待っているのです。通常、電話口で泥ぬマコを5回ほど繰り返します。
「どろどろの『泥』に、ひらがなの『ぬ』、あ、なにぬねのの『ぬ』、でカタカナのマコです。まあ平仮名でもカタカナでもいいんですけどねあはは……」
申し訳ないやら恥ずかしいやら。特に外で電話をしている時なんか、ちょっとした拷問です。
ポイント:インパクトを狙うなら恥ずかしいほどいい名前(?)
困ったこと2:仕事相手に怒られる
めったにありませんが、一度だけ仕事の依頼主さんに名前のせいでキレられた経験があります。しかも、ネット上で「泥ぬマコ」名義で仕事を受けて進めているのに、です。
しらばらくやりとりを重ねた後、「だいたいあなたは名前もふざけているし本名も名乗らないし、なんなんですか!?」みたいに怒らせてしまいました。
本名なんていくらでも言うし、なんなら最初のメッセージで言ったつもりになってただけなんですが……。
時にはそんなこともあるのが、珍奇な名前の宿命です。
ポイント:いちゃもんのネタにされる
まとめ
名前を覚えてもらって、損はありません。
現実にあり得ない名前は、ライターの仕事に大きなメリットがあります。
普段と違う自分になりきって活動をしたい時、ブログを書く時などにもおすすめですよ。
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