ライター仕事で本当にあった 怖い話

ライターや編集の仕事に携わり、気付けば15年ほど経ちました。恥ずかしながら、失敗やお叱りは数え切れず、まだまだ半人前にも届きません。

そんな中でも肝が冷えた、恐怖の体験談をご紹介しましょう。

チャットワークでボロクソに言われていた話

もう6~7年前、とあるメディアのタイトルライターをして生計を立てていました。

その仕事はGoogleのスプレッドシートに書かれた記事内容を見て、タイトルを考えるというもの。筆者の他にも数人のタイトルライターがおり、記事内容を作成するライターさんも同じスプレッドシートを使い作業していました。

仕事を始めて3日程経ったある日、グループチャットに参加し、悲劇は起きたのです。

 

チャットワーク自体を使うのが初めてだった筆者は、どんな雰囲気なのかが気になり、ずんずん過去にさかのぼって会話を追っていました。

すると「あのタイトルはないわー」「ダサすぎ」「あんなタイトル付けられるなら記事書く気失せる」「まじありえない」みたいな書き込みを発見。実際はもっとギャル同士で悪口大会なノリでした。明らかに筆者が作ったタイトルについての話です。

 

“血の気が引く”をリアルに体感した瞬間ででした。

 

書き込んだ人はそんなやりとりは記憶になかった模様。結局、当人とも話をしてその場はおしまいになりました。筆者の動揺はまったく収まらなかったですけどね。

もともとチキンな筆者、仕事で納品する際は「的外れのこと書いていたらどうしよう」「ノリが違うとか言われないかな」「あきれられるかもしれない!」と戦々恐々しているわけです。

そこに歯に衣着せぬものいいで、心はボッキリ折れました。次の日からちゃんと仕事しましたけど。3ヶ月ほどして辞めました。

筆者の力不足が招いた結果ですが、あまりにあからさまな批判を見てしまうとやる気は失せてしまいますね。

 

学んだこと:合わない人はいる/言う側は軽口のつもりでもかなり傷になる/メンバーへの尊敬の気持ちはもちたいもの

 

お客さんとの意思疎通が全然できなかった話

2週間強、相当の時間を使ってやりとりした仕事の話が流れてしまいました

原因はヒヤリングがうまくいかなかったから。筆者がメールで質問しても、返答が的外れで要領を得ません。いくら質問を変えてみても変な方向にずれてしまったのです。

このまま長く質問を続けると先方も疲れるし自分も消耗するし、あきらめよう。と決意したのが2週間を過ぎてからでした。遅すぎましたね……。

学んだこと:意思疎通がうまくいかない人は早めにお断りするのが親切

↓このお話はこの記事にも書いています。
[bc url=”https://doronumako.com/post-1245″]

 

すべてにおいてクオリティが低いと言われた話

これはまだ傷が癒えてない話ですが、編集・ライターとして仕事を進める中でメンバーに言われてしまった言葉です。

もうね、100%私の力不足。あまりにもへこみました。

 

・今すぐ自力で修正できるところはどこだろう?
・第三者にお願いするとしたら、誰に何を助けてもらう?
ダメな原因は一体何かを突きとめて改善しなければ!

ダメ出しをされてから何とかもがいて、すぐに上記を考えてまとめ行動。メンバーに助けてもらい、なんとか無事に仕事は終了しました。

とっても勉強になりましたが、二度と陥りたくない事態です。

 

学んだこと:ダメ出しをされたらすぐに対策を考えて動く

 

よいものを作りたい!そんな思いがみんなにあるからこそ、お叱りや批判をいただきます。

時には失敗してもいいんです!そこからの学びは限りなく大きい!!
そう思って、へこんだ時には元気の出るものを食べ、あったかいお風呂にはいって早く寝る、だいたい忘れて次の日から頑張る。これしかありませんね。

次は……あなたの身に……起こるかも……!?