夫に批判されるとイラっとしてしまう原因と解決法

20160819

文章は、誰が読んでも同じように感じるとは限りません。読んだ人それぞれの考えや思いの上でそれぞれに理解されていきます。

そこで、一番身近な他人である夫に「提出前の原稿を読んでもらい率直な感想を聞きく」という機会を多く作るようにしています。

しかし先日、夫に「マコに自分の意見言うと、機嫌が悪くなるから(嫌だ)なー」と言われてしまいました。

そうなんです。夫以外の人に言われたことは驚くほど素直に心に響き、しっかりと受け止められるのに、夫から言われるとどうしてもイラっとしてしまうんですよね。

これはいったいどうしてだろう? と考えてみました。

図星だからイラっとくる?

多分、痛いところをズバリ突かれるのが大きな原因です。

「おもしろくないよね」と直球で言われれば
「はいその通りですけどぉ、すいませんねっっっ!!!」怒怒怒怒怒……
と、怒りの感情が瞬時に、雷よりも早くマックスに到達。導火線の短さったらありません。

人間、本当のことを言われると腹が立つようにできているようです。

しかし、夫以外に本当のことを指摘されても、それはそれは粛々と受け止められます。

じゃあどうすればいいか?
どこを変えるか?
全体的に見直すか?
言い回しを変えるか?
付け足すか、削るか?
と考えながら、すぐに手直しに入ります。

やはりポイントは言われる内容よりも「夫」の口から言われるというところにありそうです。

いろんな立場が混同するから

夫は、その名のとおり私と夫婦です。我が家には娘もいるので娘の父でもあります。寝食を共にする人間、家族という立場があります。

一方、文章を見てもらう時はただの一般読者。
にもかかわらず、私は家族としての夫の立場をごちゃ混ぜにしていたようです。

「なんかつまらなかった」と言われたら
「じゃあアナタがやってみな!」と反射的に思ってしまうのは

「今日のご飯は味が薄い」と言われて
「じゃあ自分で作ればいいじゃん!」と思うのと同じ思考回路になっているからです。

冷静に考えると、意見をしてくれと頼んでおいて、意見したら怒られるって嫌ですよね。すみません。

文章を読んでもらって意見を言っているのは、夫ではなく一読者だという認識が薄かったようです。

甘えているから

もうひとつ、夫だからどこかで甘えている気持ちがありそうです。

「おもしろくない」と言われたら
「じゃあどうすればいいか言ってよ!」となぜか夫に解決策を求めてしまいます

「え、それはわからないけど……」と言われたら
「じゃあ軽々しくそういうこと言わないでよ!」と逆ギレ。まったくもって理不尽極まりないですね。

今書き出しながら、とってもとっても申し訳ない気持ちでいっぱいです。本当にすみません。

解決策は自分で見つけなければいけません。わかりづらいと思う人がひとりでもいるなら、同じように感じる人がいる可能性は大いにあります。

そこを何とかするのがライターの仕事なのに、あれ……これはライター失格レベルのダメな話ではありませんか。。。

結局、夫だったら何をいっても大丈夫という安心感と甘えのもと、理不尽な攻撃になってしまうようです。

決めつけているから

つきあいの長い夫ですから、趣味趣向や考え方など、大概のことはわかります。実はこれがネックになっていると気づきました。

「おもしろくない」と言われたら
「アナタは○○だからおもしろくないって思うんだよ。考え方が偏ってるよ!」とまたまた逆ギレ
もうすみません、私の考えが偏っているんです。

夫の嗜好を勝手に決めつけ、そういう考えだらからアナタには理解できないんだとわめく……これって、だから若者はダメなんだと無意味に批判している人たちと同じですね。

まさか自分がこんなに嫌な奴と思いませんでした。反省します。今すぐ直していきます!
人を決めつけてかかるのはよくありません。すみません。

しかも、おもしろくないのは私ではなく文章(それはそれでキツい事実ですが)。
書いた本人からみると文章が批判されると自分を批判されているのとほぼ同じ感覚ですが、微妙に違うはずです。
その辺も混同しないように気を付けなければいけませんね。

夫に批判されてもイラっとしない4つのポイント

ここまで書いてみて、自分のダメさ加減に驚きました。
まさか、ここまで偏屈な人間だったとは。お恥ずかしい限りです。

そこで、今後ぜひ注意したい点をまとめました。

・夫の意見は一般読者代表の意見と考える
・もっと夫に対して謙虚な気持ちを持つ
・どんなに偏っていても意見のひとつだと受け止める

・自分が否定されているワケではないと思うようにする

上記のことを前提にしておけば、夫に文章を批判されても素直に受け止められる……ハズ。

少しずつでも、改善できるように精進します。
だからお願いします、チェック&感想よろしくお願いいたしますよ、夫様!!



ここまで読んでいただきありがとうございます!
それでは、また。泥ぬマコでしたー。

 

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