もう7、8年前に見た看板が忘れられません。
あれは確か駅の近くの「福○ん」でした。
思わず二度見したキャッチフレーズ
店頭に置いてある四角柱がくるくる回る看板
青と白をベースに爽やかさは全開
左下の冷やし中華の写真は、おいしそうなシズル感
写真にかぶさるカタチで飛び出すように躍動する筆文字
背後にキラキラ光る氷の粒
冷やしたて!!
ぬるいじゃん!!!!!!
危うくダマされるところでした。
出来立てあつあつのコロッケなら美味しいでしょう。
焼きたてほやほやのふっくらパンなら大喜びです。
しかし、冷やし中華はキンキンに冷やしておいてほしい。
冷やしたてって、ぬるいイメージしか湧かない。
特に夏は、熱いモノを汗だらだらでたべるか、キーンと冷えたものを食べるか、どちらかが嬉しい。
「生」って付いてると何でもおいしそうに見えるのと似ていて、
できたて、作り立てマジックというのも確かに存在するようです。
唯一の後悔は、写真を撮っておかなかったこと。
私の見た看板は、幻ではないはずなんだけどなぁ……。
誰か見た人いませんか?
(画像は記憶を頼りにイメージ化したものです。)
写真のインパクトは一番大事
キャッチコピーは重要です。
でも、やっぱり第一印象の写真や画像はそれ以上に大切です。
同じ看板で“冷えてない”と書いてあっても、最初はおいしそうな冷やし中華という印象で目に飛び込んでくるでしょう。
青い文字、勢いある筆文字、氷の写真に冷やし中華
これらが揃えば、私たちの脳みそは勝手に
「冷たくておいしい冷やし中華」
に変換してしまうんですね。
もしかして「冷やしたて」は、あえての試みだったのかも?
看板を二度見させて足止めをさせ、冷やし中華を大きく印象付ける作戦だったのかも?
そしたら私、まんまとひっかかりました。
「まずい、もう1杯」に通じる手法。
案外使えるかもしれません。
ここまで読んでいただきありがとうございます!
それでは、また。泥ぬマコでしたー。