声が通らない理由と克服方法 │ 何度も聞き返され心が折れる…

「ニワトリとタマゴどっちが先か問題」と同様のことが、声にもありますよね。

・「声が通りにくいから自信がない」のか?
・「自信がないから声が通らない」のか?

どちらもが入り混じった結果、どんどん自分の声が嫌いになってしまう人もいるでしょう。

え、なんて言った?
ごめんもう一回言って
……ふーん」(聞こえないからもういいや的な扱い)

これを繰り返すと、メンタルへのダメージは相当なもの

筆者も声が低い→よく聞き返される→自信がなくなる→さらに通りにくい声になる
という悪循環でここまで40年ほどを生きてきてしまいまいた。
「もうあきらめている」というのが正解かもしれません。

インタビューや取材で人と話をする機会も多いのに「それではイカン!」

ということで、声が通りにくい原因と、少しでもそれを克服する方法を調べたので、ご紹介します。

今回の記事の内容は、この本を参考に書きました↓

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そもそも日本語が聞きにくい!?

自分の声、嫌いだわーと思う前に、なんと私たちが使っている「日本語」に問題があることが判明しました。

喉から声を出す言語

日本語は主に「有声音」で発声する言語で、胸式呼吸で声帯を震わせ声を出します。
声帯を震わせるとは、喉から声を出すことです。
(※特定の条件下では「無声音」にある場合もあります)

一方の英語・中国語などは「無声音」。腹式呼吸とともに発声する言語で、口や舌を使って音を出す言葉です。

強いアクセントがない

日本語には、英語のような強いアクセントがありません。強弱がなく単調に発声しても意味が通じるんですね。

おもしろいのは、関西弁には強いアクセントがあり、少し事情がことなること。同じ日本語なのに不思議です。

お笑い芸人などの影響や、文化の違いはもちろんですが、関西の人は元気・おもしろいというイメージは「喋り方」の影響もありそうですね。

「声の通りがいい人」は複式呼吸の発声

よく「腹から声を出せ!」と言われますよね。声がよく通る人は「声が大きい」ほかにも、「複式呼吸で発声している」という特徴があるんです。

吐く息の量が多い=声帯がしっかり振動する

複式呼吸でしかり息を吐きながら喋ると、声帯がしっかり振動します。そして、聞き取りやすい声が出ます
小さな声では単純に聞きにくいだけでなく、声帯が振動しないから単語が認識しにくいのかもしれません。
もし小さな声でも、しっかり腹式呼吸で話をすれば、意外と通る声が出そうです。

息を吐くと緊張がなくなる

緊張する=表情がこわばる=声が通りにくくなるという悪循環になることもありますよね。
実は、「息を深く吐くと緊張がなくなる」という効果があります。電話や話をする前には意識して深呼吸し、会話中も「お腹から息を吐く」を意識するとよいでしょう。

通りにくい声を鍛える方法

ではここで、簡単にできる声のトレーニングをいくつかご紹介します。

にっこり笑顔で「い・え・あ・お・う」

笑顔を作ることで口角が上がり、少し声が高くなって通りやすくなるそうです。今からあなたは俳優です。ニコッとしながら、ちょっと大げさなくらに「い・え・あ・お・う」と発声しましょう。

単語の頭はお腹から発音する

単語の頭の音を意識して、お腹から声を出してください。
「【お】はようございます、【きょ】うも【い】ちにち【よ】ろしく【お】ねがいします!」
みたいな感じでしょうか。
なんだか恥ずかしいですが、気にしたら負け。聞こえにくくて相手に不快な思いをさせるよりは、「この人やたら元気だね」と思われた方が、いろいろお得です!

下あごを下げる

口角を上げるのに抵抗がある、恥ずかしい人は「下あごを下げる」方法が使えそうです。下あごを下げると息が出しやすく、いい声が出せるそうです。

この記事を書くにあたり(かなり嫌々ながら)、筆者はインタビューの音源を「自分の声に注目して」聞いてみました。

思ったよりも声がはっきり聞こえている……と思ったし、そういえば取材時は普段よりも聞き返される機会が少ないことに気付いたんです。

その理由は、メモを取りながら話す=やや下目に顔を傾けて、下あごを引いた状態になっていたからだと気付きました。

鼻詰まりの人の場合

声が通りにくい人にありがちなのが、鼻に問題を抱えているケース。筆者もアレルギー性鼻炎のため、昔から鼻がよく詰まっていました。
声が低いのも原因だけど「鼻詰まりで口呼吸してるから、声が枯れて聞き取りにくいのか?」とも思いましたが……原因は少し違うようです。

声が鼻にかかりすぎている

鼻が詰まっていても普通に声は出せる」という事実をご存知でしょうか。

①指で鼻をつまみ「あいうえお」と言いましょう
②鼻から指を離し「こんにちは」と言ってください

上記を繰り返すと「鼻にかからない発声」がわかってくるんです。
ポイントは口から息をたくさん吐くこと

瞬発力を付けて声を出すと、鼻に響かせなくても声を出せるようになり、鼻詰まりと話す声の関係が変わってきます。

ちなみに筆者はこれを練習中。なんとなく感覚はつかめる気がするんですが、いざ普通のときに実践するのは難しいんですよね。気長にがんばります!

まとめ

なぜ自分の言葉は相手に通じないのか?という問題は、意外と多くの人が抱えています。

何度も聞き返されたり、「は?」という態度を取られると、申し訳なく思うこともあるでしょう。

今回はごく一部を抜粋紹介しましたが「本格的に自分の声を変えたい・自信を持ちたい」という人は、ぜひ冒頭で紹介した本を読んでトレーニングしてみてください↓

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日常でできる簡単なことが紹介されているので、とっつきやすい内容です。
とくにビジネス関係で人と話す機会が多い人にはおすすめ。
声の出し方だけでなく、会話のテクニックなどもポイントをおさえて説明してくれていますよ。「声はトレーニングで変えられる」というので、チャレンジしてみるのも楽しそうですね。

 

ここまで読んでくれたあなた、すすすっす…好きです!ありがとうございました。

参考・参照

あがり症を治す呼吸法とは?医師が教える不安や緊張を和らげる方法|楽しむ・学ぶ|養命酒製造株式会社
「ドキドキ緊張して、職場で朝のおはようが言えない」、「人前で挨拶やスピーチをとっさにふられて頭が真っ白になった」などの「あがり症」を治すセルフケアを、橋口先生が実際に診療にあたり、症状が改善された症例と一緒にご紹介します。人前で話す際に悩みがあるという人は、ぜひこの記事を参考にしてみてください。
英語の発音における「有声音」と「無声音」とは | スピーキングテストコラム