前回の記事では、未経験OKが多い案件の種類をご紹介しましたが、今回は未経験だとなかなか受けられないライター案件をご紹介します。
※絶対に仕事がないわけではありません。
実際に人と会って話を聞く「取材・インタビュー」
現地に行って直接人と会ったり、電話やメールをしたりして話を聞きだし、記事にまとめる仕事です。
取材やインタビュー案件は、企業の中の人と直接話しをするなど接する機会があるため、依頼する側のイメージにも大きく関わる仕事。経験がない人におまかせすることは少ないでしょう。
とはいえ、まったく案件がないわけではありません。未経験OKのものを見つけたら、興味がある人はスグ応募をおすすめします。
企業の目的を遂行するプロフェッショナル「宣伝・PR」
企業や商品の宣伝やPRの文章を書く仕事です。コピーライターやセールスライターといわれる分野です。ランディングページ(LP)、広告、メルマガ、セールスレターなど。
これらは難易度が高く“いかに読み手を行動させるか”が重要になってきます。
りんごを売りたい企業がインターネット上に特設ページ(ランディングページ)を作り、りんごを買ってもらうためにあれこれ試行錯誤して宣伝する際、キャッチコピーや本体の文章、見出しなどを考える役割です。
この場合、買ってもらうための“流れ”を作るのもライターの重要な役目となります。
広告・PR分野は、ライターの腕によって売り上げが左右されてしまうため、初心者の参入は厳しめです。
ライター経験があっても採用されるのは至難の技。が、その分報酬も高めです。稼ぎたい人は、ぜひ狙いたい分野ですね。
作者の言葉をまとめて本に仕上げる「ブックライティング」
ゴーストライターとも呼ばれます。作者の下書きや話をもとに、一冊の本を読みやすく仕上げていく仕事です。
ゴーストライターというと「作家先生が書いてるふりして、本当は違う人が書いてる」なんて、負のイメージを持つかもしれませんが、違います。
ブックライターは経営者や芸能人、著名人など、特別なノウハウや知識を持った人に取材したうえで本を執筆します。作者の人柄や口調を考慮しつつ、自然な流れで全体を取りまとめるのです。
ブックライティングはとても単価が高く、一般には出回らない案件。出版社や編プロ、もしくは本を出す作者と直接知り合いにならないとなかなか実現できません。
しかし、最近では「Kindle」をはじめとした「電子書籍」のライティング案件も目立つようになりました。ノウハウのある人に話を聞き、まとめてひとつのものに仕上げる――手順ややることは書籍の場合とほぼ同じです。
書籍よりも電子書籍の方がネット上に募集が出ている確率は高まりますが、単価は書籍より低くなります。とはいえ、1本数万から数10万円と大きな仕事です。
憧れの“著者”になれる!本や電子書籍の「執筆」
たまに見かけるのが、本の執筆者募集。ビジネスや恋愛などのノウハウ系の依頼が多いような気がします。先程紹介したブックライターは著者が別にいる場合、このケースは書いた本人が著者です。
本を書くのにこの値段……?
という驚きの案件も目にしたことがありますが、ライターをしていく上で著書ありというのはかなり大きな実績。自身の名前が記されるため、最近は「著者になりませんか?」などの募集もクラウドソーシングでは盛んに行われています。
まとめ
ここで紹介しきれていないライターの仕事は存在します。特にWebでは様々な種類のサイトが立ち上がり、求められる文章も増えていますから、ライターが活躍するチャンスはまだまだ広がりそうですね。
これで食べていく!と専門分野を伸ばしていくもよし、いろいろやってみてから決めるのアリです。
自分はどんなタイプなのか?どんな風に書きたいのか?そんなことを考えながら、案件選びをしてみてくださいね。
ここまで読んでいただきありがとうございます!
それでは、また。泥ぬマコでしたー。