記事投稿が怖い…ブログやSNSへの苦手意識を克服する考え方とは?

ブログやSNSの投稿、怖くないですか?筆者はつい最近まで、怖くてこわくて仕方ありませんでした。今でもまだ、ちょっと怖い……のが本音。

自身のブログやSNSの投稿は、仕事の記事を作成して提出するのとは違った恐怖があるんです。それは「自分自身」をさらけ出している感じがするからかもしれません。

取材記事は自分を出すのではなく、主役はあくまで取材対象。しかしブログやSNSは違います。大した主張もない筆者は自分を押し出すのが苦しくて、苦手意識が大きかったのです。

そんな現状を変えてみたくて、なぜこんなに怖いのか?を考え、解決法を挙げてみました。同じように思う方のお役に立てたら嬉しいです。

なぜ怖いと思うのか?

記事や文章を書いてみたけれど、投稿のボタンが押せない……そんな心境になってしまうこと、ありますよね。ではなぜ、怖さや不安がこみ上げてくるのか?考えてみました。

みんな知ってるんじゃないか?

「今さら私がこんなこと書いて、意味あるのかな?」「みんなもう知ってるんじゃない?」こんな疑惑が胸に浮かび、書くのをためらってしまうこともあるでしょう。

でも大丈夫、知っている人はスルーします。知らない人には嬉しい情報です。どんなささいなことでも、誰もが知っている常識だと思っても、それはあなたの世界だけのこと。

絶対に誰もが知ってる常識なんて、ありません。むしろそういう情報こそ、欲しがっている人もいるのです。だから「すでに知っているから」という不安は不要です。

「寒い」「すべってる」と思われない?

寒いと思われてもOKのです。今活躍しているお笑い芸人だって、有名な司会者だって、視聴者全員からおもしろいと思われている人なんて、ひとりもいませんよね。

有名人でさえそうなのですがから、我々一般市民がおもしろくないのは当たり前。そもそも、すべっていたらわざわざ話題に取り上げません。現代人は忙しいのです。

「あの記事すべってるよ」「寒いから読んでみな」なんて、よほどの暇人かあなたに悪意のある人しか言いませんよね。むしろもう、あなたのことが好きな人ですね、これ。だから大丈夫です!

「レベルが低い」って笑われたら嫌だな……

思いたい人には思わせておきましょう。能力の高い低いも、しょせん評価を下すのは読んでいる人です。「この内容は知ってるから私にはいらないや」と思うのか、「そうだったんだ!知れてよかった」と思うかはその人次第。

むしろ「レベルが低い」と堂々と馬鹿にする人、普通に感じ悪いですよね。そんな精神が低レベルの人のことは気にしない、これに限ります。

「傷つきたくない」気持ちは誰にでもある

ひどいことを言われたくない、馬鹿な人間だと思われたくないのはなぜでしょうか?怖い・不安と思う気持ちの裏には「傷つきたくない」という心理が隠れていると思います。

周りの目を気にしてしまう、炎上したらどうしようと思う。これらは突き詰めると、自分が攻撃されたくない→傷つけられたくないという気持ちから発生しているんです。

では、自分が傷つかないためにできる方法はなんでしょうか?

解決法:自分は「スゴくない」と認めることがスタート

筆者がたどり着いたひとつの答えが「自分は低能だと認めること」でした。

立派な人じゃなくてOK

人に感動を与えるような美しい文章を書くわけでない、核心を突いたするどい質問をできるでもない、思慮深さもない、豊富な知識もない。

それでも仕事をしたり、文章を書いたりする機会がいただけていることは、ありがたいことです。何も知らないから調べるし、喋りが下手だから準備したり工夫したりするし、できることって意外とありますよね。

まずは認めて、何が足りないのかを把握することがスタートかな、と最近思い至りました。自分を卑下するのでなく、弱点を認めて補強することができれば、どんどんパワーアップできそうです。

なんなら、頑張っている人は応援されます。されたい、応援!やりたい、応援!!

数をこなして慣れる

仕事でもなんでもそうですが、場数を踏むのは大事ですよね。ブログ投稿やSNSも同じなんだなと、やっと気付きました(遅い)。

以前はTwitterでの発信が怖くてこわくて、結局見てるだけでした。が、最近は意識的に投稿しようと挑戦しています。見て気に入った人が少しでもいればありがたや!な精神で続けますよ。合わない人は知らんぷりしてもらえればいいんですから、ね。

マニアはいる(と信じる)

突然ですが、エロ本編集時代の話をさせてください。ある日、編集部に直接来たお客さんがいたんですよ。

おじさまいわく「三段腹の熟女の本が欲しい」とのことでした。一緒に倉庫に入って三段腹熟女を探す20歳女子(当時の筆者)と推定50代のおじさまの図。

探しながらおじさまは「ふつうにキレイな人は興奮しないんですよ。キレイすぎるっていうか、遠いっていうかね。顔はキレイでも三段腹だったり、ちょっと欠点があるのがたまらんのですよ」とおっしゃっていました。

そういえば編集部宛に送られてくるはがきにも「下の毛の濃い娘がすき」「ちょっとシワがあって悲しそうな顔がいい」など、なかなかマニアックな要望も少なくありませんでした。

あれから20年、ようやくその意味がわかりかけてきたような、こないような……そんな現在です。

まとめ

世の中そんなに怖くない。意外とみんな、自分のこと見ていない。そして、自意識過剰はしょうがない!

足りないところや納得いかないところは少しずつなんとかして、まぁなんとかできなくても人間だしそんなこともあるよね。

人に優しく、自分にはもっと優しく」で進んでみましょう。

 

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