“メンドクサーイ”の正体

20160822

やらなければいけない仕事があるんです。
それなのにwebマンガ読んでみたり、台所の掃除してみたり……。

締め切り間近。いよいよヤバい!
そうならないと手をつけない案件というのがあるんですよね。

余裕を持って締め切り前に提出できるモノもあるのに、そうでないモノもあるんですよ。

この違いはいったい何でしょうか?

“メンドクサーイ”と思ってしまう理由とその克服方法を考えてみました。

苦手意識

まず第一は、苦手意識です。
難しそう、やったことない、大変そう……などなど、特にあまり経験のない未知の分野ではその傾向が顕著にあらわれます。

果たして本当に自分にできるのか?
疑問と自信のなさが、問題を先送りにするという最悪の態度を招きます。
苦手だからこそ、すぐに手を付けてじっくり取り組むべきなのに。

【苦手意識を克服する方法】
まずは、苦手な部分と得意な部分をわけてみる、仕事内容を分解してみましょう。人間、調子よく進むこと、得意なことから手を入れればスムーズです。

後の方に苦手な部分を組み込めば、「この流れならイケるかも」「ここはデキたからあれもデキるかも」と、自分自身を調子に乗せて、余裕や得意な気分が生まれるでしょう。

得意なことから手を付ける。これが鉄則です。

時間がかかるから嫌だという思い

面倒だと思うモノは大抵、ものすごく時間がかかる予感がするもの。どのくらい時間をかければ終わるのか、ゴールの見えないものに挑むのは尻込みしますよね。

経験が少ない分野モノならなおさら、大丈夫か自分? と、少ない自信が急速にしぼんでいくようです。

【時間的なゴールが見えない時の克服方法】
まずはやるべきことをリストアップし、それぞれの仕事にどのくらい時間がかかるか割り出してみましょう。例えば記事執筆なら、内容理解に○時間、下調べ○時間、構成○時間、執筆○時間など。

そうやって目に見える文字で書き出し時間を把握することで、具体的な数字が出てくるため、必要以上にビビらずに済みます。

こんなもんかとわかってしまえば、あとはやるべきことに集中できますね。

理解不足でどうしていいかわからない思い

やるべきことの真意をしっかりと理解できていないと、物事は進みません。
例えば何かの記事を作成するなら、なぜ自分がその記事を書くのか、その記事で伝えるものは何か、その記事が持つ役割は何か。

これらを理解していないと、作業は進まない上に出来上がりがちぐはぐなモノになってしまいます。

何をするかがわからなければ、攻略法も確立できません。
だからなかなか手がつけられず“メンドクサーイ”となってしまうのです。

【わからないから手を付けられない!を克服する方法】
まずは徹底的にやるべきことを深堀りします。そして疑問に思うところ、理解できていない点をピックアップしてみましょう。
後は、洗いだされた疑問点を理解できるまで考え・調べます。
頼れる人がいるなら、質問するものもよいでしょう。

ひとつひとつ問題を解き解決していけば、すぐに取り組めるようになるはずです。

大事なことだと認識できない気持ち

“メンドクサーイ”と思う理由は、未知や苦手意識だけではなく、仕事内容や報酬にも左右されるものです。

この作業あんまり好きじゃないんだよな……
誰がやっても同じような仕事だしな……
せっかく頑張ってもこれはものすごく安いんだよな……

そんな気分になってしまうモノに、積極的に取り組むのは難しいでしょう。


【大事なことだと思えない時の克服方法】
まずは、その仕事の重要性を再確認します。
いつも大きな信頼を寄せてくれる依頼主さんなら、信用を損なうわけにはいきません。
たった一度の手抜きが後々の取引に大きな影響を与えることも多いのです。

引き受けた以上、仕事は仕事。自分の名を傷つけないためにも一人前の仕事をしないとプロ失格。
そんな気持ちを持てば、“メンドクサーイ”なんて言っていられません。

けれど、どうしてもやる気が起きないなら“やる意味があるのか”を見直すのもひとつの方法。例えば仕事なら、毎回毎回気分の沈むその作業を続けていくメリットとデメリットを考えて、最終的に切るという選択肢も選べます。

つきあい長いから、あの人いい人だから、恩があるから
そんな感じでダラダラと続けると、実は自分にも相手にもよくない仕事になってしまう場合があります。
何をして何を切るか。決断は重要です。

まとめ

油断するとすぐに湧き起こる“メンドクサーイ”の気持ち。
だらだらしてマンガ読みたいし、ネットしながらお菓子も食べたーい。

けれど、後回しにすればもっと強力な“メンドクサーイ”が待っているのを忘れずに、早いうちに何とかしていきましょう。



ここまで読んでいただきありがとうございます!
それでは、また。泥ぬマコでしたー。