脱・副業! 本気でフリーランスになりたい人に必要なこと

脱・副業! 本気でフリーランスになりたい人に必要なこと
会社勤めをしながら、ちょっとしたお小遣いのために副業を始める人。家計の足しにするために、ライターやタスクワークをこなす主婦。さまざまな働き方がある中で、在宅ワークや副業を本職に変えようと思ったら。本気で稼いでいくために、必要な心構えについて考えてみます。
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“副業でお小遣い稼ぎ”ではなく、フリーランスとして生計を立てたい人がすべきこととは?

月に3~5万円程度の副収入やお小遣いではなく、フリーランスとして生きて行ける収入を得たい! そう考えている人も多いでしょう。いろいろな働き方がある中で、会社を辞めてフリーランスの道を選ぶ人も少なくありません。

フリーランスは、専門の技術や能力を磨き実績を作るのはもちろん大切です。ただし、技術や能力がある=活躍するフリーランスではありません。フリーランスになるのは簡単ですが、続けていくのが大変なのです。

では、専門スキル以外に必要なものはなんでしょうか? 私自身の経験から得た、フリーランスとして生き延びるためのポイントを紹介したいと思います。

その1 覚悟

フリーランスの妻_01
フリーランスは働く場所も時間も自由に決められますし、通勤時間もいりません。ですから育児や介護などとの両立は、会社勤めよりもしやすいかもしれませんね。

しかし、例えば小さい子供がいる主婦の場合。やはり子供を横に置いて仕事をするのは難易度が高いでしょう。どうしても気が散ってしまいます。

子供が横にいても、まったく気にせず集中できるというのならそれでよいのですが……。在宅だろうが単価が安かろうが、仕事は仕事。クオリティの低いものを提出すれば、次からの依頼はありません。ですから、在宅仕事といえどひとりで作業できる時間を確保しなくてはいけません。日中作業ができないのなら、深夜や早朝に時間を作るなど、多少の無理は必要だと思います。

「3ヶ月は深夜1時まで働く」「趣味の時間を削る」など、具体的な目標とゴールを決めて作業してみると、体や頭のリズムが整いますよ。はじめは多少つらいでしょうが、覚悟を決めて取り組めば、体が慣れてくるんです。

ただし、体を壊すまで働いてはいけませんフリーランスが体調を崩すと収入減に直結ですから、体調管理には人一倍気を遣いましょう。ライフワークバランスを重視するのは、フリーランスのリズムを掴んでからにしたほうがよさそうですね。

その2 稼ぐための工夫

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例えばライターなら、「書きたいから」「書くのが好きだから」という気持ちは大切です。しかし、それだけでは生活できません。

お金・報酬については、いつでも考えておきましょう。“楽して儲ける”をまるで悪のように言う人もいますが、別に悪いことではありませんよね。誰もがお金を得るために、様々な工夫をしています。

フリーランスは、自分で報酬を上げようと方向づける必要があります。能力が高くても自動で報酬がアップするわけではありません。専属のように契約している人のなかには、能力を買われて報酬がアップする場合もありますが。

能力が付き実績を作ったら、ちょっと難易度の高い案件に応募してみたり、自身の売り込み方法を改善したりする必要もあります。コンスタントに仕事を受けるための仕組み作りや人脈作りも大切ですね。

より望みの仕事をするために、そして報酬を得るため常に考えて工夫しましょう。

その3 情報取集&勉強

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例えばフリーランスのライターなら、最近のタイトル作成の主流や、言葉の使い方、話題の記事などの情報収集は大切です。関連する書籍を読むのも勉強になります。

勉強や情報収集というよりも、何をするにもライティングに結びつけて考えられるようになると、いろいろなところから能力アップやネタのヒントを得られますね。

どんな体験や経験が仕事に活きるかわかりません。とりとめもないと思っていたあなたのアイデアから、素晴らしいものが誕生するかもしれませんよ。

その4 厚かましさ

要求はストレートに伝える、人を紹介してもらうなど、仕事につながるチャンスだと思って、シャイな人でもどんどん攻めの姿勢を取りましょう。

こんな厚かましいお願いは聞いてもらえないだろう。と、勝手に決めつけてあきらめてはもったいない! ほぼダメだという前提であつかましいお願いしてみたら、意外とすんなり受け入れられた……などという、嬉しい誤算もあるでしょう。

厚かましいかな?という思考回路がある人のお願いは、あまり厚かましくない場合が多く、むしろ喜ばれることさえあるんです。

ただし、さじ加減は重要。ゴリ押しは逆効果になる場合があるので、相手をよく見て戦略を練りましょう。腰は低いけど厚かましいくらいがちょうどいいかもしれませんね?

その5 はったり

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フリーランスとして仕事を受けるなら、自信がない姿を見せたり悟られてはいけません。だからといって、できないことをできるというのは当然NGですが。ちょっと自信がなくても「大丈夫です!」と堂々としていましょう。相手を安心させるため、そして自分を高めるために大切です。

大丈夫、今の私ならできる!そう自分に言い聞かせると、何となく心がと落ち着きます。小心者の私は、実際そうやって始めての案件などを乗り切ってきました。自分の仕事をステップアップさせるためにも、身の丈にあった“はったり”をきかせていきましょう。

以上、スキル以外でフリーランスが持っておきたいポイントを挙げてみました。副業を卒業して、フリーランスと生計を立てたい! そう思うあなたに、少しでも役立てば嬉しいです。

(おわり)

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