ライティングの経験は無い。でも文章を書いてみたい。そんな気持ちを持っている人は少なくないでしょう。
しかし、学生さんなどと違って家庭のある主婦・主夫のみなさんは「駆け出しライターとしてアルバイトから」なんて環境を作り出すのは至難のワザですよね。
そこで、主婦や主夫のみなさんが未経験でもライター仕事を依頼される方法のひとつ、クラウドソーシングや在宅ワークについてまとめてみました。
初心者必見!クラウドソーシングのサイトリスト
クラウドソーシングとは、仕事を依頼したい人と仕事をしたい人がネットを通してお仕事を受注することです。
基本的には、仕事を依頼した人が案件をサイトに掲載し、仕事をしたい人が案件から選んで応募します。直接顔を合わせることなくメールやチャットなどで仕事を進めるのが一般的。
大まかにわけると、手数料が発生するサイト・しないサイトに分類できます。
・ランサーズ
日本最大級のクラウドソーシングサイト。依頼数59万件以上、依頼総額490億円!だそうですよ。かなり利用させてもらってます。
・クラウドワークス
こちらもかなりの大手。会員数は今年4月で50万人突破とのこと。
ただ、ランサーズよりももっと単価などが低いイメージがあり、ほとんど使ったことはありません。
この2サイトは特に有名。もう登録済みの方も多いと思います。
業務が発生した場合に手数料が取られます。この手数料が意外と高いんです。
無料で使えるサイトか、手数料が発生するサイトを使うか、その辺の違いやメリットデメリットは別の記事で。
使用料など無料のサイトは以下が有名どころ。これをクラウドソーシングのサイトと言っていいのか、在宅ワーク募集のサイトと言った方がいいのか?迷うところですが、そのへんの細かい所は気にしないでください。
これらのサイトでは「未経験者歓迎」「未経験者OK」などの文字をよく目にしますが、実際はどうなのでしょうか?
実数がわからなかったので調べてみました。
ランサーズで調査!未経験者の報酬相場はいくら?
ランサーズ>仕事を探す>ライティング・ネーミング(プロジェクトのみ)
で検索したところ1396件の案件がヒット。(2015年7月22日16:30)
その中で未経験OKなのは39件。
39件の中での数値を見ると……
・1記事あたりの平均単価は791.4円
・1記事あたり平均文字単価は0.36円
・最低文字単価は0.2円
・最高は1円
・リライト案件は安い(リライトについての詳細はこちら(準備中))
・取材案件(アシスタント)などもある
・まとめ記事、キュレーション記事など多い
という結果になりました。
やはり単価が相当安い印象を受けます。
よく「時給にすると600~800円くらいです」などというコメントを見かけますが、これを信用してはいけません。はっきり言って、最初は1日1本仕上げるのも大変だからです。
在宅ライティングで稼ごう!フリーライターで食べて行こう!と思っても、突然稼ぐのはかなり難しいのがわかるかと思います。
単価の安い仕事のメリット・デメリット
そんな細かい金にもならない仕事やってらんない!と思うのか、それでもいいからとっかかりが欲しい!と思うのか。人それぞれだと思います。
細かい仕事でも得られることはたくさんあるので、時間が無駄になるわけではありません。
では、単価の安い仕事のメリット・デメリットをご紹介しましょう。
●メリット
・数をこなしてライティングの基礎を身に付けられる
・未知の分野でも面白い発見があったり、知識が身に付いたりする
・調べる能力が上がる
・効率化を図るために工夫する→スキルが上がる
●デメリット
・やる気の維持が大変
・時給や文字単価を考えると悲しくなる
・収入が増えないので焦る
・急に馬鹿らしくなる時がある
だいたいこんな感じかと思われます。クラウドソーシングを使って小さい単価の仕事から始め、徐々にステップアップしていくには、とにかく根気が大切。
現実はかなり厳しい!けれど……
低い単価でやる位なら、ブログを作ってアフィリエイトで食べていく!というならそれはそれでブロガーの道を歩んでいけばよいかと思います。
いずれにせよ、相当の決意がないと絶対に続けられないことは確か。はっきり言ってあまりオススメはしませんが、どうしても!というならやる価値はあるははずです。
ただし、変な業者に引っかかってしまったら地獄。成長できないどころかお金を払わされたり、使い捨てにされたり、締め切りに追われて体調を崩したり。悲惨な結果が待っていることもあるんです。
ここまで読んでいただきありがとうございます!
それでは、また。泥ぬマコでしたー。