フリーランスで仕事をするというのは、特定の会社に所属しないということです。
フリーライターはいろいろな案件を同時に抱えて、たくさんの会社と取引して、取材行って記事書いて、打ち合わせして……
そんな風にイメージするでしょうか?
さまざまなタイプのライターがいますが、ひとつの会社とガッツリ組んで
収入の大半をひとつの会社から得るという人も少なくありません。
たくさんの会社とお仕事するか、特定の会社でみっちり記事を書くか?
今回はふたつを比較してみます。
未経験・初心者におすすめ“1社でみっちり”タイプ【ビギナー】
WEBでライター仕事をするのに、まず何が一番大変でしょうか?
それは“仕事をもらう”ことです。
では、仕事をもらうためには何が必要なのか?
それは“実績”と“アピールポイント”のふたつになります。
とくに、特定の得意分野や趣味などがない人、
明確に書きたいものや発信したいことが決まっていない人などは
アピールポイントとなるものが少ないですよね。
それでも、書くことが好きだから挑戦したい!なら、
得意分野を作るより実績を作る方が早いでしょう。
まずはひとつの会社とお付き合いをして
とにかく書いてみることをおすすめします。
案件を探して「今日もなかった……」と言ってる時間がもったいないですからね。
【継続発注】【大量発注】【長期希望】などと書かれた案件は、ウンザリするほど仕事があります。ありあまっています。ですから、修行しながらお金ももらえる!と割り切って仕事をするのは大いにありです。
・WEBで受けるライター仕事の内容や流れがわかる
・記事の書き方が身に付く
・記事作成の手順がわかる
・調べ方が上手くなる
このようなメリットがあります。
応募の前にチェックしておきたいポイントは、
・丁寧に指導してくれるか(校正など)
・質問に答えてくれるか
・一定期間がすぎれば報酬アップするか
などは事前に探りをいれましょう。
要注意の案件・クライアントについてはこちらの記事をどうぞ。
しかし、あまりにも安い単価や大量発注の業者で修業をしても
実績とみなされない場合もあります。
肌に合わなければ早めに見切りをつけて違う案件を探した方がよいでしょう。
ただし、受けた仕事は絶対に最後までやり通さねばいけません。これは何があっても絶対に。
それができない人は、ライター仕事もその他の仕事も
請け負ってはいけませんよー。
専門性をどんどん高める“1社でみっちり”タイプ【中~上級】
特定の分野に強い人、基礎がしっかりできている人は、ひとつの会社と取引するか、もっと幅を広げるかで迷うところでしょう。
・決まったかたちや流れがあると安心する人
・スケジュールに余裕がある人
・腰を落ち着け、書くことに集中したい人
・とにかく安定した収入が欲しい人
上記のような人は、1社でみっちりがおすすめです。
「月に40本」や「毎日3本」など量が多い案件の場合、
ちょこちょこ仕事を入れていると集中して取り組むのは難しいんです。
1社に絞ってしまえば、仕事探しに割いていた時間を記事作成に使えるので、集中してお仕事できるでしょう。
続けるうちに仕事も効率化でき、知識も増えて記事作成がスムーズになるだけでなく、
その分野のプロをめざせませす。
分野には扱う記事のジャンル(たとえば料理とか健康とか)もありますが、「キーワードライティング」「SEO記事」など、もっと大きな分類もあります。最新のSEO記事の書き方をマスターすれば、今後も仕事は増えそうです。
未知の世界へ飛び込みたい!“いろんな会社とお付き合い”タイプ
ただ、1社とだけお付き合いするのはつまらない。
もっといろいろなジャンルに挑戦したい!
そんな人はいろいろなタイプの案件を様々な会社から請け負うのがよいでしょう。
雑食・泥ぬマコはいろんな会社とお付き合いしてお仕事をもらっています。過去にはひとつの会社でガッツリお仕事したこともあったのですが、実はそのクライアントさんが解散してしまったこともありまして。あわてて営業活動したものです。
いろんな会社とお付き合いすると、様々な人たちと関わります。そして今まで知らなかったサービスや未知の商品を知ることになったり、まったく違う世界を覗いてみるきっかけになったり。そういった楽しみが広がるんです。
ただし、例えば何年も続く案件だったとしても、月に1~2本だけだったり、単発のお仕事だったりすることも少なくありません。いつでも新しいクライアント・仕事探しをしなければいけないんですね。
売れっ子になれば、自然と今までのクライアントから声がかかり、仕事をがんばって探すという作業はなくなりそうですね。
まとめ
このように、フリーランスのライターも働き方は人それぞれです。1社に絞るにしろ、多数のクライアントと付き合うにしろ、どちらも一長一短。
まずは実績を積みながら、自分はどの方向へ行きたいか?を明確にして、お仕事選びをしてみましょう。
ここまで読んでいただきありがとうございます!
それでは、また。泥ぬマコでしたー。