知る人ぞ知る、奄美大島が誇るカードゲーム、ハブ拳。
単純明快なルールでありながら、プレイする人の心を掴んで離さない……
奇妙な魅力のある存在です。
まだプレイしたことのない方はぜひ、一度手に取ってみてください。
異様なまでの“ハブ愛”に圧倒されること間違いなしですよ!
貫録を見せつける『ハブ拳』って何?
『ハブ拳』は奄美大島にある原ハブ屋が制作・販売しているオリジナルのカードゲーム。
以前から気になってはいたものの、買いに行ったタイミングでは売り切れになっており……つい先日、やっと手に入れました。
ハブ拳のルールはとっても簡単なので、老若男女楽しめます。
さすがに、3歳前の娘は理解できないようでしたが……
ぐでんぐでんに酔っぱらっても、サクサクっと進められるのがポイント。
シュールでデザイン性の高いカードゲームで、気づけば魅力に惹きつけられていました。
こちらは販売されている様子。
ただならぬオーラが漂っているようです。
まずは開封!細かい作りに驚嘆
茶封筒。なんともよい佇まいですね。
普通のトランプよりも、若干横幅が広い感じ。
渋い色使いがニクイ。
箱の中には説明書も入っていました。
すべてを並べるとこんな感じです。
それでは、実際にゲームしてみましょう!
ビール片手に『ハブ拳』
まず、カードをきります。
私と夫、5枚ずつ配ります。
そして、どちらが先行かじゃんけん。
見事勝利した私、先行です。やったーーー!
娘が暇そうなので、カードをめくる&配る係りに任命。
最初のカードは何でしょうか?
下部分に書かれている文字は「上段」
なので、次の人は左上に「上段」と書かれたカードを出せます。
私は上段/上段カードを出しました。
カードを置くときは、斜めの線に合わせること。
すると一体どうなるのか……?
それは後程のお楽しみ。
次、夫のカードは
上段/無気力
「無気力」カードの場合、次の人はどの攻撃カードを出してもOKです。
娘はなぜか「無気力」のカードがお気に入りで、「むきぃりょぉくぅ~!」と叫びます。なんじゃそりゃ。
続いて私、そして夫、また私……ゲームは滞りなく進んでいきました。
初ゲームながら、迷いがまったくないのがいいですね。
娘も張り切って配っております
さてさて、2枚のうち1枚を出して残り1枚は「奥義」のみ。
「奥義」はどんな攻撃にも対応できるマルチなカード。
ですが、「奥義」や「鍛錬」ではゲームを終れないことを思い出しました。
なんという失態。飲み過ぎたかしら?
それにしても、これはマズイ……
仕方がないので、もう1枚引いてみます。
なんと!「鍛錬」出ましたー。
「鍛錬」はどんな攻撃にも対応できる他、鍛錬を出された次の人は、カードを2枚取らなければいけません。
ただし、次のプレーヤーが鍛錬を持っていれば、続けて出せます。
その場合、鍛錬を出せないプレーヤーが鍛錬×2枚のカードを取ることになるのです。UNOと同じような要領ですね。
先に奥義を出し、最後に鍛錬をとっておきました。でも、このカードじゃ上がれないんですけどね。
ゲームも大詰め!勝利を手にするのは誰だ!?
ふと、今まで出したカードを見れば……
キレイなとぐろを巻いています。
そこまで計算して作られているとは、アッパレ!思わず感激。
カードの斜めの線にあわせて重ねていくのがポイントですね。
さて、手元に残ってしまった「鍛錬」のカード。
まずは普通のカードを手に入れないと上がれない状況なので、1枚引くと
やっと出ましたノーマルなカード!
そこで私は、ここぞとばかりに「鍛錬」を炸裂したわけです。
一気に相手の枚数を増やし、私はまんまと勝つ作戦。
どうだぁー、参ったか!?
ええええええええ?
まさかまさかの「鍛錬返し」、来ましたーー。
ほぼ優勝(といってもふたりしかプレーヤーはいませんけど。)
が決定していたのに、まさかの4枚増えであえなく撃沈。
んー、悔しいぃぃ!!
そんなこんなで、ゲームには負けてしまいました。
が、とっても気楽に楽しめるカードゲーム。
カードに描かれた絵のポーズを真似たり
無駄に効果音を付けてみたり
踊ったり
いろいろと要素を盛り込んでゲームを楽しみましょう。
多少酔っぱらっていても問題なくプレイできますよ。
みなさんもぜひ、お試しくださいね。
ここまで読んでいただきありがとうございます!
それでは、また。泥ぬマコでしたー。
【ハブ拳】の購入は通販でもできるようです。
http://habu.shop-pro.jp/?pid=88493951