電話が苦手です。よって、アポイントを取るのが本当に苦手です。電話の相手がメリーさんじゃなくても、恐怖です。電話すべて恐怖の電話です。
高校生のころ、居酒屋のアルバイトに応募しようと電話をしたら「君さぁ、その話し方ヤル気あるの?」と突然キレられたことがあります。それ以来、本当に電話が苦手になってしまいました。
しかし、どうしても電話をしなければいけないときがあります。現在ではメールでアポイントを取ることもありますが、飲食店などは基本的に電話です。
失敗を繰り返し、悪戦苦闘の末にたどり着いたのが、今回紹介する3つのアポイント方法です。電話やアポイントが苦手だったり、初めてだからわからないという方は、参考にしてもらえたら嬉しいです!
苦手な電話を乗り越える「電話対策」3つ
緊張するのはしょうがない、そこはもうあきらめるしかありません。なんとかやり過ごすために、筆者が編み出した対策法をご紹介します。
電話対策その1:電話を持たない(ハンズフリー)
スマホを持たずに会話しましょう。すると不思議、少し緊張がやわらぎます。耳元で声が聞こえない=電話っぽくないからでしょうか。
手でスマホを持たないと、メモも取りやすくていいことづくめ。そんなことで変わる?と思わず、ぜひ一度試してみてください。
電話対策その2:カンペを作る
メモではなく、完璧なカンペを作りましょう。読むだけで会話が自然に流れるくらい、細かく作りこむのが効果あり。話をするという意識ではなく「読む」という意識に切り替えられて、声を出すうちに少し緊張がやわらぎます。
「私、女優」そんな気持ちで電話に臨むのです!できる!!(自己暗示が大切)
電話対策その3:スグやる
やりたくないなーと思うと、後回しにしますよね。すると、どんどんどんどんヤル気はなくなり、恐怖が倍増します。時間があるとアレコレ考えちゃうんですよね。
どうせいつかはやらねばいけない仕事なら、さっさと済ませる!どんより気分を最短にしたいなら、スグに終わらせてしまいましょう。
アポイントで必ず伝えること
アポイントから取材までの流れは「電話かメールをする→取材の可否を聞く→OKが出たら取材日時を決める→取材内容や当日の流れを説明する→取材する」となります。
ところが取材当日に「え、料理の写真撮るの?」「ランチじゃなくてフルコース?食材ないよ」なんてことが起こるんですよ。
実際1時間以上かけて行ったお店で料理の準備ができないと言われ、撮影のため別日に行ったこともあります。オーナーに話を聞きたいのに、不在だったこともあります。
これらを防ぐには事前にしっかり、漏らさずに取材内容を伝えることが大切です。
取材日時
必ず2回は確認しましょう。「●月×日▲▲時に◆◆◆にうかがいます」と念を押してから電話を切ってください。
取材にかかる時間
だいたい1時間くらい、など、おおまかな時間で大丈夫です。
取材内容
どこの媒体に掲載する、何を取材するのか。目的はなにか、その辺りを事前に説明しましょう。
撮影するもの
料理、商品、人、お店の外観、内観、昔の写真などなど。必要な画像を伝えます。
準備してほしいもの
その他、なにか必要なものがあれば伝えておきましょう。
料金
広告の場合「掲載料」がかかるので、料金が発生する/しないは先に明確にします。店舗の場合、取材という言葉を出した時点で「お金かかりますか?」と聞かれることも多いです。
これらを事前にメールでお伝えするのも有効です。文字にして残しておくと後でお互い役立ちますよ。
✍めも✍ |
アポイントを取る前に気をつけたいこと
例えばお店の場合、店主や責任者につながる前で不審がられます。ただの営業電話だと思われることもしばしばです。
店主さんにつながる前の人たちに、端的にわかりやすく伝わるようにしましょう。
伝えることは以下の通りです。
- 自分が誰か、何者か
- 取材の依頼で電話した(必要ならば媒体名も)
- 店長さんにつないでほしい
不在だった場合、いつの何時ならつながるかを聞いて再度電話します。
✍めも✍ Webに力を入れている・SNSが活発な企業や人の場合には、メッセージやメールでアポイントをとる方法もあります。とくに若い人には突然電話するよりも、Webで声を書けてみるほうが主流かもしれません。まずWebでコンタクトをとり、もし返信がなければ電話連絡しましょう。 |
まとめ
いつまでたっても慣れない電話。なるべく苦痛なく終えるために、筆者の使ってる方法を書いてみました。ついでに、これまでの痛い失敗談を思い出して、アポ取りでやっておきたいこともまとめてみましたよ。
私はこれやってるよ!という電話の乗り切り方や、アポイントのとり方などあったら、ぜひぜひ教えてくださいね。
ここまで読んでいただき、ありがとうございます。好きです!!