重要なのは文章力じゃない!?仕事依頼が増えるライターの条件とは

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泥ぬマコはフリーライターとして仕事する時もあれば、編集としてライターさんに指示を出したり、原稿チェックしたりすることもあります。

ライターさんに仕事を依頼する側として、ぜひ仕事をお願いしたいライターさんについて考えてみました。

間違った情報を書かない

タイトルで指摘している通り、はっきりいって文章の巧い下手は重要ではありません。
編集者は上がってきた原稿をチェックし校正する仕事がありますが、
記事をまっさらなままOKにすると

仕事してない感

が出てしまう気がして、ちょっとだけでも赤を入れる(修正する)という作業をしたくなるんですね。完璧ならそれが一番いいんですけど。

だから多少の文章の崩れはむしろ大歓迎。あまり気にしなくてOKです。だからといって誤字脱字だらけなのもいけませんけど。あくまでも多少ですよ。

そんなことより、記事内容に誤りがないこと、正しいことが最も重要です。

編集は、必ずしもその分野のプロとは限りません。だから記事の内容が本当に全部間違っていないかを正確に見抜くのは難しいのです。

今は様々な情報がネットで検索できます。
でも、その参照元の情報が間違っていることもたくさんあるんです。

参照記事の探し方・選定方法はコチラ(準備中)

しっかりと信頼のおける情報を元に記事を作成し、間違いのない内容にする。それだけで、ライターの信用はグっと上がります。

逆に、一度でもデタラメな記事を書いたらアウト!というくらいの気持ちを持っていたほうがいいでしょう。

緊急案件に対応できる

フリーライターはたくさんいるものの、緊急案件に対応できる人は重宝されます。頼んだライターが急病、でも明日までに提出しないといけない。助けて!

そんな時、快く引き受けてくれるライターさんはとってもありがたいもの。

恩があるので、割のいい仕事を回してくれることも多くなるでしょう。無理なものを引き受けるのは絶対にダメですが、緊急の時は多少無理してでも引き受けると株が上がります。

応答が早い

これはライターに限ったことではありませんが、メールなどの返信は早ければ早い方がいいです。

とくにWEBライターの場合はすぐに返信することを心掛けましょう。遅くても24時間以内、なるべく12時間以内の返信が望ましいです。

WEBでの仕事は、メールやチャットが連絡手段。顔が見えないお付き合いですから、余計に連絡は迅速にしなければいけません。

ちょっと連絡が遅い人には、編集者が余計なところでヒヤヒヤしなければいけないので、自然と仕事を回さなくなってしまいます。

メールを見ても、「後で返そう」は禁物ですすぐに、詳しくは後で返信しますという内容でもいいので返信しましょう。

それだけで、あのライターさんはしっかりしている、安心できるという印象を与えられ、頼りにされます。

第三者の目線で書ける

コレ、意外とできないライターさんが多いのです。とくに初心者の人などは、ちょいちょい自分の意見を入れちゃうんですね。

自分の想いを綴るエッセイや体験談では、大いに自分の意見をかけばいいのです。

しかし、「○○する方法」「○○とは?」などの説明記事に、書き手の意見を挟む余地はありません。情報をわかりやく伝えることが一番重要なことなんです。※記事や媒体にもよります

けれども「自分なりの言葉で書きたい」「私はこう表現したい」などといって、アーティスト風を吹かせてしまう人がいるんですね。

これをしてしまうと、仕事依頼は来なくなります。そいういう自己表現は、ブログや他のところでやりましょう。

それよりも……

いかに伝わりやすい記事を書くか
読み手の知りたがっている内容を盛り込む

に力を注ぐことが大切です。

ひとつ大切なことを書き忘れていましたが、しめきり・納期は死守してください。


フリーライターになるなら、たくさんの仕事を受けて稼ぎたい!そう思いますよね。今回挙げたことは、よく考えたら基本中の基本。まずは基本的なことを守り、信頼を勝ち得ていきましょう。


ここまで読んでいただきありがとうございます!
それでは、また。泥ぬマコでしたー。

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