ランサーズやクラウドワークスなど、クラウドソーシングの利用者も増え、ひとつの案件に対しての応募者(提案者)が殺到している昨今。
たくさんの応募者の中から選ばれるには、最初の自己PRが大切です。
現在の私の採用率は6~7割程度。条件のよい案件ばかりを狙っている割には、悪くない確率です。
最初の頃は、応募しても応募しても落選することの方が多かったのですが、去年あたりからグッと確率があがりました。
ここでは、私が実際に行って効果や反響のあった自己PRのポイントを紹介します。
※ここで紹介するのはコンペ方式ではなく、プロジェクト方式のお話です。
熱い思いや本音を書く
すべての会社に同じ文面で提案文を書いていませんか?
採用する側も人間です。募集している案件に興味を持っているのか、なぜこの案件に応募したのか、どんな思いをもっているのか、どのように取り組むつもりなのか。これらは気になるところでしょう。
応募するときは素直な表現で、つたない文章でもよいので思いを伝えてください。
※ただし、ライターの方の場合は言い回しにも気を配らなければいけません。提案文そのものがライターとしての実力判断材料になるからです。
実績や経験がなくても、熱意が伝わって採用に至るケースは少なくありません。
私の場合は、どうしても興味をそそられる分野があり、経験はありませんでしたが本音を書いて応募したところ、採用というケースが多々ありました。
長くなったらうっとうしいかな?
ヘタな文章を書くよりスッキリしていた方がいいかな?
そんな心配は不要です。
一生懸命やってくれそうな人、熱意があふれている人、人間らしさが見える人、本音を書いてくれる人……どうせなら、人間として信頼できる人に頼みたいのが人情ですよね。
とくにWEB上で仕事が完結してしまう場合には、顔が見えませんから、文面から人間性がにじみ出てしまうくらいにしましょう。
そこまで出し切った上で採用してもらえれば、応募した側も会社に対して信頼感や親近感がわき、仕事しやすくなりますよ。
自作の履歴書や小冊子を添付する
私の採用率がグっと上がったのは、小冊子(自作の履歴書)を提出し始めた頃からです。
PDFで8ページ(見開き4枚)の小冊子には表紙と裏表紙を付けました。内容は下記の通り。
・あいさつ
・学歴/職歴
・実績
・メッセージ
画像も多数掲載し、ごく小規模な読み物のようにまとめました。
執筆した経験のある仕事した本や雑誌、サイトのURLやそのTOP画像などを載せています。
vol.01から始まり、現在はvol.4まで刊行中。本来はvolなんて作らなくていいんですが、雑誌っぽい方がおもしろいかなーと思って……。
ただ文章だけで提案するよりも、やはり雑誌のように見やすくなっていると受ける印象も変わるようです。目立つので、印象に残りやすくなります。
このポートフォリオのおかげで新しい仕事に結びついたり、「コレが採用の決め手になりました」と言っていただいたりしましたので、かなり有効な手段です。
自分で画像作成が無理という場合には、誰かに頼んでみるのもよいでしょう。
泥ぬマコに依頼いただいてもOKですよ!
興味のある方は「問い合わせ」からご連絡くださーい!(←営業)
採用する側のメリットを明確にする
あなたに仕事を頼むと、どんないいことが採用側にあるのか。それをしっかり言葉にして書きましょう。
仕事をきっちりやるのはもちろんです。そのうえで
・同じ仕事をするにも作業が早い→仕事が早く進行する
・細かい点までよく気づく→手戻りが少ないので結果的に早く仕上がる
・意見や企画を出せる→違った角度からの視点を加えられて良いもの作りにつながる
など、何でもかまいません。
他の応募者と差別化できる点をみつけ、それをアピールし、結果どんな未来がまっているか、そこまでしっかり書きましょう。
ただし、嘘は絶対にいけません。
煽りすぎるとうさんくさくなり逆効果なので、ほどほどに。
主張には必ず根拠を付ける
上に書いたように、主張するだけでは信憑性が薄いでしょう。
なぜそう言えるのか、どうしてそう思うのか、根拠を示してください。
根拠がないまま「できます」ばかり書くと、うさんくさすぎて誰も採用してくれません。
・○○という経験があるから
・○○という点を評価いただくことが多いから
・○○な性格なので
などなど、できる限り具体的にするのがポイントです。
直接は関係ないように見えても、無理のない範囲でこじつけましょう。
嘘はいけませんがハッタリは重要です。
ハッタリは堂々と、自分を催眠にかける勢いで行ってくださいね。間違っても自信なさげな雰囲気を漂わせてはいけません。
まとめ
ランサーズ・クラウドワークスでお仕事するには、まず選ばれないといけませんから、提案文は重要です。
・熱い思いと本音を書く
・自作の画像を添付する(目立つ)
・採用するメリットを打ち出す
・根拠も書く(ハッタリもあり)
私の場合は、上記のような方法で選ばれる確率を上げてきました。
みなさんもぜひ、クラウドソーシングを利用する際にお役立てください。
ここまで読んでいただいたあなた、好きです!