目くそ鼻くそを笑うということわざ、よく知られていますよね。
意味は、自分の欠点に気付かずに人をわらうこと。
しかしワタクシ、このたび重大(?)な発見をしてしまいましたので、ご報告させていただきます。
目くそが鼻くそを笑う理由
みなさん、日常会話で「目くそ」って言いますか?
良識ある紳士淑女のみなさんは、目ヤニと呼ぶんじゃないでしょうか。
目くそと目ヤニ、ずいぶん響きが違います。
「今日午前8時過ぎ、奄美市笠利町に住む泥ぬさん宅の壁に、大量の目ヤニを塗られるという事件が発生しました。調べによると……」
なーんて、アナウンサーがニュースで読んだとしても違和感がありません。
それに比べて、鼻くそはどうでしょう。
鼻糞、ハナクソ、はなくそ、hanakuso
どう頑張ってみても、鼻くそ以外の上品な表現方法はありません。
アナウンサーが「鼻くそ」と発言したら、結構なインパクトです。
言うんですかね、アナウンサー。鼻くそって。
目くそは目ヤニというまだなんとなく柔らかい響きの言葉に置き換えられるのに対し、鼻くそは代えが無いんです。
だから、目くそは鼻くそを笑うことができるんですね。
なんて残酷な現実!
忘れちゃいけない存在、耳くそ
耳くそ、は意外とよく使う言葉ですね。
しかし、少しお上品な人や分別ある大人は耳垢(みみあか)と呼んでいるようです。
またしても、くそに代わって新たな言葉が登場しましたよ。
耳くそにも別名があるのに、鼻くそは鼻くそでしかない。
この不当な扱いは一体なんなんでしょうか。
だんだん鼻くそがあわれに思えてきましたよ……
さらに追い打ち!へそのゴマ!!
へそに関して言えば、完全に独り勝ちですね。
なんたって「ゴマ」です。食べ物です。人間様のお口に入るものですよ!
人間のひり出す「くそ」と命名された鼻くそ。
美味しくて栄養もある「ゴマ」に例えられるへそのごま。
においだったら、絶対へそのごまの方がクサイんですけどね。
ゴマと言うより、カスですよね。へそカス。
鼻くそという言葉がここまで定着している現状では、ヘソのゴマをもっとダメな呼び名にするのがよいんじゃないでしょうか。
へそカス。
いい具合に間抜けっぽくて悪くないのでは?
とってもとってもくだらないものを読んでしまった!
と後悔した方、どうも失礼いたしました。
でもね、鼻くそに出会ったらふと思い出して欲しいんです。
不当に扱われてるけど、目くそも鼻くそも耳くそも、そしてヘソのゴマもみんなクソです!クソなんです!!
人生でこんなにクソクソ連発したのは初めて。
なんだかスッキリしましたー。えへ。
ここまで読んでいただきありがとうございます!
それでは、また。泥ぬマコでしたー。