新しく始めるWEBサイトやWEBショップ、ブログ、新規のサービスやアプリ名、会社名や屋号などなど。
覚えやすくて、インパクトがあって、でも短くて、それでいてイメージがしっくりくる名前を付けるのは意外と大変ですよね。
そこで今回は、ネーミングに困ったら「゙」濁音を使おう! というお話です。
もしもアレに濁点が付いていなかったら…
ただ右上についてるだけの「゙」ですが、これが結構重要な役割を果たしています。
「グーグル」が「クークル」だったら? ちょっとかわいい。
「ゴジラ」が「コシラ」だったら? 暴れないで眠ってそう。
「スタバ」が「スタハ」だったら? なんだか軽いイメージです。
「ざらり」と「さらり」は意味がほぼ逆になっているし、
「どろり」と「とろり」では、どろりの方が悪っぽいけどインパクト大、
「ギラリ」と「きらり」では、凄みが全然違います。
どうでしょうか?
濁音の迫力や、一筋縄でいかないひっかかりを感じませんか?
濁音にはそれだけでインパクトや凄みがあります。
ちょっと怖いような、でも気になるような、心を乱す響き。
定着すると、どっしりとした重厚感や安心感が生まれる不思議な文字です。
恐竜や怪獣、戦隊モノなんて、濁音のオンパレードです。
キングギドラ、バルタン星人、ジュウオウジャーに仮面ライダー。
特に男性向けの場合には、濁音は欠かせないでしょう。
濁点の持つ威力を実感した話
濁音を発音するには、通常の音を発音するより体力が必要です。
「何言ってんの?」
と鼻で笑われそうですが……事実なので仕方ありません。
例えば軽くジョギングをしながら、一歩足を出すたびに
「右・左・右・左」
と、小声もしくは心の声で言ってみましょう。
しばらくしたら、同じ時間だけ
「レフト・ライト・レフト・ライト」
と言いながら走ってみてください。
今読みながら走ってる場合じゃないと思いますので、私の感想を。
右・左は言うのが疲れるんです!
心の声で言っても、疲れるんです!
で、レフト・ライトだとスラスラ言えちゃうんです!!
嘘だと思ったら、ぜひ試してみてください。
特に、走るのがつらくなってきた時に比べてみると差は明らか。
もしかしたら、消費カロリーも変わってくるかもしれませんね。
「゚」半濁点もインパクトを与える音
濁音に対して半濁音「ぱ・ぴ・ぷ・ぺ・ぽ」も印象深くなる音ですね。
半濁点が付くと、なんだか可愛らしいイメージになります。
アップル、ピカチュウ、パピコ、ポン・デ・リング、ポリンキー、ポッキー
語感がフっと軽くなり、弾けるようなイメージです。
楽しげなイメージと可愛いイメージ、そして覚えやすいキャッチーな点が、お菓子のネーミングに多用される理由でしょう。
半濁音は唇を破裂するように動かすので、濁音と同様に普通の音より体力が必要です。
やはり人間、力を使うものには気を取られるようにできているんですね。
ネーミングでは言葉の意味を優先しがちですが、言葉の響きもとっても重要。
濁音と半濁音をうまく織り交ぜて、ターゲットに響く名前を付けましょう!
この内容が少しでも参考になれば嬉しいです。
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