魅惑のアイス『甘栗』を知っていますか?

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みなさんは口にしたことがあるだろうか?
あの伝説の『甘栗アイス』を――

ズルイほど心を鷲掴む強烈なパッケージ!

白地に赤。
ラーメンの器に描かれているような渦巻きライン。
テーマは中国ですかな?

輪郭のぼやけた、モナカ風アイスと思われる写真(絵?)と
栗が3つ(うちひとつはイガ付き)

そして赤い堂々とした筆文字の“甘栗

その上には少々控えめに、爽やかな水色でこう記されている。

謝謝=ありがとう


……鳴々、涙が出そうである。
何もしていないのに感謝の辞が記されているではないか。

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コンビニトイレと甘栗アイスの共通点

さて、「謝謝=ありがとう」を見ると
どうしても買わなきゃいけない気持ちにさせられる理由は何だろう?
と考えてみたんです。

そして、コンビニのトイレと同じ手口だ!と気づいたんですね。

「いつもキレイに使っていただきありがとうございます」
そう言われたら、キレイに使わずにはいられない。

買ってないけど「ありがとう」なんて言われたら、
いえいえこちらこそー
なんて言って、気づけばレジに持っていってるんです。

なんて恐ろしい戦略!!!!!!

“意図的じゃない雰囲気”が余計に威力を発揮している

なんとなく、なんとなーーく、
このパッケージを作った人はいい人そうな感じがしませんか?

きっと謙虚で素直な人なんだろうな、
一生懸命まじめに考えた結果、このデザインになったんだろうな、
甘くておいしいアイスを食べてくれてありがとうなんだろうな。

そんな肯定的なイメージが湧いてくるんです。

狙ってない感じ”というのは、とてもインパクトがあるものですね。
もしかしたら本当は狙っているんじゃないか?
と考える自分の方が汚れている気がして、
誰も何も言ってないのにひとりへこんでしまいます。

甘栗愛が痛いほど伝わるアイス

さて、肝心の中身のアイス。
栗のかたちが愛らしいモナカ。いや、最中です。

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ぱっくり割れば、ちゃんと甘栗が入ってます。
アイスと甘栗。斬新な組み合わせですね。

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そして、これでもかという程の甘さ。
もうね、愛情入れすぎてシビれちゃうような甘さ。
そこまで入れなくていいから!
というくらい、溶ける限界まで入れたんじゃないかという砂糖感

素通りしたいのにできない。
買わずには済まされない。

甘栗アイス、まだの方はぜひご賞味くださいませ。


ここまで読んでいただきありがとうございます!
それでは、また。泥ぬマコでしたー。

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