ライターの仕事というと……雑誌やWEBで連載を持ち、
コラムなどを書く人をイメージする人は多いでしょう。
しかし、WEBライターと呼ばれる多くの人たちが関わるのは
その想像とは少し違った仕事になります。
WEBライターは自分の意見を表現するのではなく、
伝えなければいけないことをわかりやすい文章にして届ける
という役割を担っているのです。
大島悠さんの文章、ライターは“翻訳家”というのがとてもしっくりきます。
そこで今回はWEBライターの苦悩4選として、
経験してはじめてわかった“WEBライターの大変なところ”をご紹介します。
画像選びに時間がかかる
ここ2~3年、とくに多くなったなと感じるのが
記事作成と画像選定がセットになっている案件。
これが結構クセものなんです。
画像は著作権フリーで無料のものから、
記事内容に沿ったものを選択しなければいけません。
有名サイトのフリー画像は他サイトでもよく見かけるので、
あまり使いたくない。
かといってマイナーなサイトでは、いい画像をすぐに見つけられない。
本当に納得のいく画像を見つけようとすると、とても時間がかかる。
これは、私が画像選定に慣れていないせいもありますが、
多くのライターが頭を悩ませるところではないでしょうか。
もはや定番メニューとなりつつある、記事作成と画像選択のセット。
効率よく、イメージ通りの画像選びの方法を見つけたら
こちらで紹介しますね。
(まだまだ模索中……)
不本意な内容を書くこともある
これは、WEBライターなら誰でもぶつかる壁のようなものです。
WEBライティングは、記事を書いても
自分の意見を挟んだり、物申したりといった案件はそれほど多くありません。
大半がコツコツと調べ物をして、間違いのないように記事にまとめる。
そんな地道な作業になります。
その時は、“クライアントの意向に沿って”というところが大前提となるのです。
事実は事実として記事にしますが、
それをどんな方向に持っていくのかはクライアント次第です。
結論として、だから●●の××はとってもおすすめ。
と、心の中ではおすすめでなかったとしても、書かなければならないのです。
どこまで自分を抑えるか。
それは人それぞれだと思います。
仕事だからと割り切って書く人もいれば、
自分の信条を曲げてまで書きたくない
という人もいるでしょう。
それぞれ事情があり、意見はわかれるところです。
どちらがいい/悪いとは一概には言えません。
ただ、WEBライターの仕事をするなら、
こういう事態が起こることも覚悟しておきましょう。
ネットの情報に頼りがち
WEBライティングでは、ネットの調べものが中心になります。
もちろん、図書館や本屋さんに行くことだってあります。
記事によっては取材やインタビューする場合もあるでしょう。
でも多くの案件はネットの情報を隅々まで調べ、
正しい情報を読みやすく、わかりやすくまとめて記事にする作業が多くなります。
とくに最初のうちは、安い報酬でネット検索→記事作成というケースがほとんでしょう。
大量の案件を引き受けた場合は、その分パソコンとにらめっこ状態。
朝から晩までパソコンにかじりついて調べ物をしていると、
ふとした瞬間に“何してるんだろう”なんて気分になることも。
そういったライターをこたつライターなんて揶揄される場合もありますが……
それを経てどの道へ進むかは別れるところ。
こたつライターが嫌なら違う道を模索すればいいし、
こういう仕事だと割り切って、スピードをどんどん上げ
プロフェショナルになる道もあります。
内容や記事作成の方法がどうであれ、
今必要とされている記事であることは確かなんです。
まあ、これはいろいろと考えるところがあるので、また別の機会にでも。
WEBライターなんて簡単という風潮がある?
ひとくちにWEBライターといっても、ピンからキリまでいるわけです。
記事の内容に始まり、単価も文章力も経験もみんな違う。
けれど、
・副業でライターしませんか?
・初心者大歓迎!
・誰でもできるWEBライターのお仕事
・主婦が空き時間に稼ぐWEBライター仕事
などなどの文字がネット上に氾濫しているので、
誰にでもとっつきやすいイメージがあるようです。
上にも書いた通り、こたつ記事なんて他人の文章をパクっただけ!
と言われてしまうこともありますね。
そんなの全く気にしない!と思いつつ、
どこかでなんか後ろめたいような、罪悪感のような
そんな不思議なマイナスの気持ちが、案件によっては生まれることも……
あれ?なんだか最後のほうは何を言いたいのか
わからなくなってしまいました。
どんな仕事にも迷ったり悩んだりするところがあるように、
WEBライターの仕事にもいろいろな壁があるんですよ、ということです。
実際にやってみないとわからないこと、いっぱいありますよね。
まぁ、最初から全部わかってることなんておもしろくない
そう思います。
ここまで読んでいただきありがとうございます!
それでは、また。泥ぬマコでしたー。